介護保険サービス+自費サービスを同時に提供する混合介護(訪問介護編)

訪問介護
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今回は、介護保険サービス+自費サービスを同時に提供する混合介護(訪問介護編)について、書いていきたいと思います。

介護太郎
介護太郎

混合介護って何?

介護花子
介護花子

混合介護の具体的例にはどんなものがあるのかしら?

走る介護福祉士
走る介護福祉士

そのような疑問にお答えします!!


参考書籍
混合介護 導入・運営実践事例集[本/雑誌] / 小濱道博/監修・執筆 西村栄一/執筆


走る介護福祉士
走る介護福祉士

訪問介護のヘルパーなら最低限押さえておきたい必読書4冊!!

①のほほん解剖生理学 [ 玉先生 ]
・体の仕組みについて、漫画で分かりやすい!!

②介護で使える!「医行為でない行為」がすぐできるイラスト学習帳 [ 服部万里子 ]
・イラストで解説されており、医行為でない行為が判別できるようになる!!

③ユマニチュード入門 [ 本田美和子 ]
・認知症の方を含めた介護の基本中の基本が学べる!!

④認知症世界の歩き方 [ 筧 裕介 ]
・認知症の方の世界の見え方を理解し、現場で生かせること間違いない良書!!

 

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混合介護とは

混合介護とは、介護保険内で行われるサービスと全額自己負担の介護保険外サービスを同時に提供することを言います

2018年8月1日から2021年3月31日まで東京都豊島区で行われている混合介護のモデル事業で、豊島区での実績をもとに、今後、制度化されるかが検討されます。

現在、混合介護に関する具体的な運用ルールが明確に定められておらず、各自治体の裁量に任せられている面があります。

現状では、介護保険内のサービスと介護保険外のサービスは明確に分ける必要があります。
しかし、混合介護を導入すると、効率よくサービスが提供出来たり、サービスの幅が広がったりします。

また、価格の自由化により、付加価値をつけることで、事業所の収入が増えたり、指名料を上乗せすることで介護職に金銭的な余裕が生まれたり、地位向上がされる可能性が高まります。

訪問介護と保険外サービスを組み合わせのポイント

提供可能な2つのパターン

訪問介護の前後に連続して保険外サービスを提供する場合

or

訪問介護の提供中に、一旦、中断した上で保険外サービスを提供し、その後、訪問介護を提供する場合

具体例

□訪問介護の提供前後や合間に行う草むしりやペットの世話

□訪問介護で外出支援をした後に、引き続き、利用者を生花店や書店などの趣味や娯楽のために立ち寄る場所に同行すること

□訪問介護の提供前後や合間に行う、同居家族の部屋の掃除や洗濯

□訪問介護の提供前後や合間以外におこなうサービス
→この場合は、どんな内容でも自費扱い

□訪問介護で利用者の料理を作る際、同居家族の料理を同時に調理すること
→訪問介護と保険外サービスを同時一体的に提供することはできない

番外編【ペットの世話について~さいたま市~】

自費のサービスで、ペットのケアをすることがあると思います。
しかし、ペットの世話をするには、自治体の登録が必要な場合があります。

犬の散歩など、ペットの世話をする、いわゆる‘‘ペットシッターサービス‘‘を提供するためには、動物愛護管理法にもとづき、第一種動物取扱業者(保管業者)」として登録を受けなければなりません。

①下記のようなサービスを提供する時には、登録が必要

・犬の散歩
・飼い主のかわりに動物病院に連れていく
・ご飯やトイレのお世話
・シャンプー

※飼い主が常時立ち会っている状態で世話をする場合は除く
※対象となる動物は、ほ乳類・鳥類・爬虫類のみ。魚類・両生類の世話をする場合は除く。

②無料サービスでも登録が必要になるケースがほとんど

ペットの世話自体は無料で行っても、そのことで関連する有料サービスの利用者が増えるといった影響がある場合には「営利性あり」とみなされるため、ほとんどのケースで登録が必要と考えて差し支えありません。

③登録にあたっては基準がある

たとえば、事業所の責任者として常勤の「動物取扱責任者」を選任する必要があります。
動物取扱責任者や動物の世話をする職員は、以下のような資格要件を満たさなければなりません。

試験・教育・経験のうち、いずれか一つの要件を満たす必要がある
【1】試験:動物に関する社団法人等の試験に合格している
【2】教育:動物専門学校や畜産系大学を卒業している
【3】経験:登録済みの事業所で、ペットシッターなどの半年以上の経験がある

④無登録営業には厳しい罰則がある

第一動物取扱業者の登録を受けずに、ペットシッター業務を行った場合は、動物愛護法管理違反(無登録営業)として100万円以下の罰金に処せられる。

最後に

豊島区でのモデル事業がうまくいき、制度化されることで、多くの事業所で混合介護が浸透し、利用者の幅広いニーズに応じることができるようになります。

事業所としては、収益の拡大、介護職としても指名料等のインセンティブがあれば、やりがいにもつながります。

双方にメリットがあるこの混合介護、是非、制度化されることを期待しています。

参考になれば幸いです。



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