訪問介護あるある!!利用者からのお茶やお菓子のおもてなしのお断りQ&Aについて書いていきたいと思います。
ケア終了後のおもてなしが、訪問するたびに豪華になってきて困っているけど、何か良い解決方法はあるかな?
おもてなしの良い断り方はあるかしら?
そのような疑問お答えします!!
訪問介護のヘルパーなら最低限押さえておきたい必読書4冊!!
①のほほん解剖生理学 [ 玉先生 ]
・体の仕組みについて、漫画で分かりやすい!!
②介護で使える!「医行為でない行為」がすぐできるイラスト学習帳 [ 服部万里子 ]
・イラストで解説されており、医行為でない行為が判別できるようになる!!
③ユマニチュード入門 [ 本田美和子 ]
・認知症の方を含めた介護の基本中の基本が学べる!!
④認知症世界の歩き方 [ 筧 裕介 ]
・認知症の方の世界の見え方を理解し、現場で生かせること間違いない良書!!
Q&A
Q:利用者がケアをしたお礼に、お茶やお菓子、ときにはお昼まで用意してくれます。
毎回断っていますが、困っています・・・
A:利用者から金品等を授受することはできません。
ヘルパーが断わりきれない場合は、サービス提供責任者に断ってもらいましょう。
契約時には必ず、「お茶やお菓子のおもてなしは禁止させていただいています」
と利用者に説明している事業所が多いです。
利用者としては、自分ができないことをしてくれたお礼に、
「せめて自分ができるのはこれくらいしかない」
という気持ちでお茶やお菓子のおもてなしをしています。
その気持ちに対しては、しっかりとお礼を伝えておきましょう。
ただ、利用者からお金でなくても品物などを受け取ることはできません。
ヘルパーをもてなすことを張り合いにしている利用者に対して、
むげに断るのも良くないのでは!?
と思ってしまう時もあるかと思います。
その場で、断りきれないときは、サービス提供責任者に報告し、事業所として利用者に説明するのが良いでしょう。
※断りきれない場合※
どうしても断りきれない場合は、
「お気持ちはちょうだいします。次の仕事がありますので、持ち帰っても良いでしょうか?」と言って、その場で食べずに持ち帰り、サービス提供責任者に報告しましょう。
「この間はありがとうございました。今後は、お気遣いないままにお願いします」などと、サービス提供責任者から伝えてもらうのが良いでしょう。
その他には、
「これをいただいてしまうと、今後、会社の方針に背いた私がケアに来れなくなってしまいます。今後も継続して訪問したいので、お気持ちだけお受け取りします。」
と、ものすごくーーー申し訳なさそうに言います。
こんな利用者に注意!!
「誰にも言わなければ大丈夫よ!!」
という利用者がいますが、たとえば、複数のヘルパーが入っているケアだったら、「あの人はおもてなしを受けたわよ」と他のヘルパーに言ってしまう方が多いです。
こういう方は、大抵、自分から他の人にしゃべってしまいますので、注意が必要です。
相手に失礼のないように断るのは、大変難しいです。
なかには、気分を害してしまい、お茶やお菓子のおもてなしを断っただけでヘルパー交代になったこともあります。(ごくごく稀ですが・・・)
利用者の「お礼をしたい」という気持ちを汲み取りながら、丁重にお断りしましょう。
自分で断りきれなければ、サービス提供責任者から、事業所として断わってもらうのがベターです。
参考になれば幸いです。
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