今回は、訪問介護のサービス中に宅配便が来たとき、あなたならどうする?について書いていきたいと思います。
サービス中に宅配便が来たら、受け取っていいのかな?
宅急便の受け取りは、介護保険内でできる内容なの?
そのような疑問におこたえします!!
訪問介護のヘルパーなら最低限押さえておきたい必読書4冊!!
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・体の仕組みについて、漫画で分かりやすい!!
②介護で使える!「医行為でない行為」がすぐできるイラスト学習帳 [ 服部万里子 ]
・イラストで解説されており、医行為でない行為が判別できるようになる!!
③ユマニチュード入門 [ 本田美和子 ]
・認知症の方を含めた介護の基本中の基本が学べる!!
④認知症世界の歩き方 [ 筧 裕介 ]
・認知症の方の世界の見え方を理解し、現場で生かせること間違いない良書!!
Q&A
Q:サービス中に宅配便が来たときに、利用者の代わりに対応しても良いのでしょうか?
A:宅配便の受け取り代行は、「日常的に行われる家事の範囲を超える行為」と解釈されるので、やむおえない場合のみ対応するのが良いでしょう。
解説
病気や障害などで利用者がすぐに対応できない場合は、やむおえず対応することになります。
ただ、一般的には、介護保険のサービスとしては認められていません。
また、現金書留や着払いなどで、受け取りに責任が生じる場合なども対応できません。
自分で受けとることができる利用者に関しては、自立支援の観点から自分で受け取ってもらい、家族がいる場合は、家族に受け取ってもらいましょう。
電話と玄関のチャイムの対応は、犯罪に巻きこまれる可能性もあるので、対応しないと決めている事業所も多くあります。
事業所での方針の統一が必要となるでしょう。
まとめ
サービス中の宅配便の受け取りは、安易に受け取ってしまうと、あとで、トラブルに発展してしまう可能性もあります。
安易な受け取りは控え、自立支援の観点から、なるべく本人に受け取ってもらう、家族と同居なら家族に対応してもらってください。
そのうえで、やむおえない場合は、対応せざるおえませんが、受け取った場合は、その場で利用者に受け取ったものを確認してもらい、その旨、サービス記録に記入すると良いでしょう!!
参考になれば幸いです。
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