今回は、ヘルパーさん!煙草に火をつけて!あと、お酒をグラスに注いで飲ませてくれるかな?について書いていきたいと思います。
そもそも嗜好品の買い物自体、介護保険でできなかったよね?
煙草やお酒の手伝いはできなくて当然じゃないの?
そのような疑問にお答えします!!
訪問介護のヘルパーなら最低限押さえておきたい必読書3冊!!
①のほほん解剖生理学 [ 玉先生 ]
・体の仕組みについて、漫画で分かりやすい!!
②介護で使える!「医行為でない行為」がすぐできるイラスト学習帳 [ 服部万里子 ]
・イラストで解説されており、医行為でない行為が判別できるようになる!!
③ユマニチュード入門 [ 本田美和子 ]
・認知症の方を含めた介護の基本中の基本が学べる!!
Q&A
Q:喫煙や飲酒の習慣がある、独居のALSの利用者から、最近、手が上がりにくくなっているから、「煙草に火をつけて欲しい」「お酒をグラスに注いで飲ませて欲しい」と言われましたが、対応しても良いのでしょうか?
A:煙草やお酒である以上、介護保険では対応できません。
ただし、自費での対応なら可能です。
解説
そもそも介護保険では、嗜好品(お酒、たばこ等)は購入することができません。
生活を営むの最低限の支援しかできないのが、介護保険制度です。
よって、煙草を吸ったり、お酒を飲んだりすることは、娯楽と考えられ、生活をするのに最低限の支援とみなされません。
その為、介護保険で対応することはできないのです。
ただし、自費での対応なら可能です。
必要があるなら、自費でのサービスを提案すると良いでしょう!!
※ヘルパーが買い物できる物、できない物について詳しく知りたい方➡こちら
まとめ
ADLの低下により、喫煙や飲酒が以前のようにできなくなってしまい、「楽しみが奪われてかわいそう・・・」「手伝ってあげたいな」という気持ちはわかりますが、その優しい気持ちは心にとどめてください。
あくまで、介護保険というルールに沿って、サービスを提供しているので、しっかりルールを守ってサービスを提供する必要があります。
参考になれば幸いです。
コメント