今回は、ヘルパーさん!お掃除はいいから、話し相手をしてくれないかしら?について書いていきたいと思います。
「話し相手をするだけで、介護保険のサービスとして認められるの?」
「自費サービスで話し相手になって欲しいと頼まれたけど、大丈夫なのかな?」
そのような疑問を解決します!!
訪問介護のヘルパーなら最低限押さえておきたい必読書4冊!!
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③ユマニチュード入門 [ 本田美和子 ]
・認知症の方を含めた介護の基本中の基本が学べる!!
④認知症世界の歩き方 [ 筧 裕介 ]
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Q&A
Q:利用者から、「今日は、いつもの掃除はしなくて良いから、私の話し相手になってくれない?聞いて欲しい話しがたくさんあるのだけど・・・」
話し相手がいなくて、寂しそうにしている方なので、話しを聞いて差し上げたいのですが・・・
A:利用者の話し相手をするだけでは、介護保険のサービスとして認められません。
掃除や調理、入浴等の支援を行いながら会話することになります。
解説
利用者の気持ちはわかりますが、話し相手をするだけでは、介護保険のサービスとして認められません。
ヘルパーが行わなくても、日常生活を営むのに支障がないと判断される行為と解釈することができるからです。
ただし、掃除や調理の支援、入浴介助をしながら、利用者と話しながら行うことは可能です。
必要な支援を「しながら話す」のがポイントとなります。
まとめ
人間はそもそも話しを聞いてもらいたい生きものであり、高齢者は特にそれが顕著で、話しを聞いてもらいたい、話しが好きな方が多いです。
ただし、介護保険のサービスとしては、話し相手をすることだけではサービスとして認められませんが、自費での対応なら可能です。
うまくサービスをしながら、会話をしていくこともヘルパーとして大切な仕事です。
掃除機をかけながら、話しを聞くのは結構難しいですが、うまくタイミングを合わせて、相槌をいれたりして、時には、掃除機の電源を切ったりしながら対応してみてください。
ルールを守りながら、適切なサービスを提供していきましょう!!
参考になれば幸いです。
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