今回は、爪白癬がかなり進行した利用者の入浴介助をヘルパーがしても大丈夫なのか?について書いていきたいと思います。
爪白癬って、爪水虫のことだよね??
爪が白く盛り上がったり、爪が崩れるくらいに爪白癬が進行している場合は、ヘルパーは対応できないんじゃないの?
そのような疑問にお答えします!!
訪問介護のヘルパーなら最低限押さえておきたい必読書3冊!!
①のほほん解剖生理学 [ 玉先生 ]
・体の仕組みについて、漫画で分かりやすい!!
②介護で使える!「医行為でない行為」がすぐできるイラスト学習帳 [ 服部万里子 ]
・イラストで解説されており、医行為でない行為が判別できるようになる!!
③ユマニチュード入門 [ 本田美和子 ]
・認知症の方を含めた介護の基本中の基本が学べる!!
Q&A
Q:爪白癬がかなり進行した(両足の爪が白く盛り上がり、ところどころ崩れてくる)利用者ですが、ヘルパーが入浴介助を行っても良いのでしょうか?
洗う時に、傷つけてしまうのではないかと不安になってしまいます・・・
※爪白癬とは:爪水虫のこと。カビの一種である白癬菌が足の皮膚から爪の中に侵入して、爪が厚くなったり、爪が濁ること。
A:入浴の可否も含め、主治医や皮膚科医に相談するのが良いでしょう。
その際、入浴時の対応方法も確認しておく必要があります。
解説
自分たちで判断せずに、ケアマネージャーに連絡し、医療職につなげて、指示を仰ぎましょう。
その際、入浴の可否や 入浴時の対応方法も確認しておく必要があります。
また、入浴介助時に、素足で介助しても大丈夫か?
浴室用のシューズを使用したほうが良いのか?
などの感染対策も合わせて確認していきましょう。
感染を媒介しないことは、ホームヘルパーとして大事な仕事の1つですので、しっかりと予防策を講じましょう!!
※爪切りの正しい管理方法について知りたい方➡こちら
まとめ
大事なことは、自己判断せず、専門職につなげて、連携をすることです。
お互いの専門分野で、できることを行い、利用者の生活を支えていきましょう。
また、ホームヘルパーは、複数の利用者に関わる仕事であり、感染の媒介にならないように、注意する必要があるので、予防策をしっかり講じることも大切です。
参考になれば幸いです。
コメント