スーパーの魚は鮮度が悪いから、遠くの市場(片道15㎞)の魚を買ってきてくれないかしら?

訪問介護
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今回は、スーパーの魚は鮮度が悪いから、遠くの市場(片道15㎞)の魚を買ってきてくれないかしら?について書いていきたいと思います。

介護太郎
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近くにスーパーがあるからそこで済ませるべきじゃないのかな?

介護花子
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要望に応えてあげたいけど、時間が足りない。時間の延長はできるのかしら?

走る介護福祉士
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そのような疑問にお答えします!!



走る介護福祉士
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Q&A

Q:スーパーは魚の鮮度が悪いから、遠くの市場(片道15㎞)の魚を買って欲しいと頼まれました。
家の近くのスーパーで魚を売っているのですが、対応しても良いですか?

A:基本的にはできませんが、魚を売っているのが遠くの市場にしかなければ、仕方がありません。
ただし、魚を売っている最寄りの店がそこしかないとしても、往復の移動時間は自費での対応となります。

解説

近くのスーパーに魚が売っているのであれば、利用者の「新鮮な魚が食べたい」というこだわりでの依頼になるので、介護保険のみで対応することはできません。
自費でのサービスとの併用なら対応は可能です。

その際、介護保険と自費のサービスを明確に分ける必要があります。

遠くの市場で買い物している時間は、介護保険のサービス
遠くの市場までかかる往復の時間は、自費サービス

仮に魚を売っている遠くの市場が、最寄りの店であったとしても、往復の移動時間を介護保険として請求することは不適切でしょう。
その部分は、自費での対応が妥当です。

買い物代行で購入できる商品について詳しく知りたい方➡こちら

まとめ

介護保険での買い物代行のサービスは、利用者宅の最寄りの店での買い物が基本となります。
利用者のこだわりでの依頼は、介護保険と自費のサービスの併用(場合によっては自費サービスのみでの対応)となります。

※日常的に使用する商品以外の購入は、自費サービスのみでの対応。
(介護保険では、日常的に使用する商品しか購入できないため)

例えば、家の近くのスーパーの弁当が飽きたから、遠くのスーパーの弁当を買ってきて欲しいとの依頼は、介護保険のみで対応することはできません。
・近くのスーパーの弁当で我慢してもらう
・配食弁当を頼む
・自費サービスを併用して遠くのスーパーの弁当を購入する
等の方法で対応することとなります。

ルールを守ってサービスを提供していきましょう!!



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