もう面倒くさい!!食事を食べさせてくれないかのう!?

訪問介護
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今回は、もう面倒くさい!!食事を食べさせてくれないかのう!?について書いていきたいと思います。

介護太郎

食事介助が必要な利用者が、助けを求めているのだから、介助したほうがよいのかな?

介護花子

できる限り自分で食べないと、手の機能が落ちるから、自分で食べることができるように励ますことも必要じゃないかしら?

走る介護福祉士

そのような疑問にお答えします!!



走る介護福祉士

訪問介護のヘルパーなら最低限押さえておきたい必読書3冊!!

①のほほん解剖生理学 [ 玉先生 ]
・体の仕組みについて、漫画で分かりやすい!!

②介護で使える!「医行為でない行為」がすぐできるイラスト学習帳 [ 服部万里子 ]
・イラストで解説されており、医行為でない行為が判別できるようになる!!

③ユマニチュード入門 [ 本田美和子 ]
・認知症の方を含めた介護の基本中の基本が学べる!!

Q&A

Q:右利きの男性の利用者で、片麻痺により利き手で食事をとることができなくなってしまいました。
できるところまで、自分で食べてもらい、途中から食事介助をするサービス内容です。
サービス開始当初は、左手で頑張って食事を食べていましたが、思うように左手を使えず、こぼしてしまったり、疲れてしまうようで、初めから食事介助をしてほしいと頼まれましたが、対応しても良いですか?

A:初めから全介助をしてしまうのは、適切ではありません。
できることは自分でやってもらう「自立支援」の観点を忘れずに、自分で食べてもらえるように上手に促しをする必要があります。

解説

リハビリで左手が使えるように、しっかり訓練はしていますが、自宅では甘えが出てしまうこともあるかと思います。
全介助してほしいという利用者の要望に応えてしまうと、左手の機能が低下してしまったり、自分で食べる意欲を失ってしまったりと、自立に向けた支援になりません。
ヘルパーとしては、「自分で食べたほうが美味しく食べられる」「できる範囲で自分で食べないと左手の機能が低下してしまうこと」などを伝えつつ、励ましをしながら、支援していく必要があります。

まとめ

介護保険で支援する際は、自立支援の観点が大事になります。
「自分でできることは自分でできるように」ヘルパーがうまく支援していく必要があります。
もちろん、無理強いはせず、できることを少しずつ増やしていきながら、できないことはヘルパーがしっかり支援していきましょう。
できないことができるようになることで、利用者の生きがいにつながります。
飴と鞭を使い分けて、利用者の在宅での生活を支えていきましょう!!




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