ゴミ屋敷寸前!!介護保険の範囲内で掃除の支援はできるのか?

介護あるある!!
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今回は、ゴミ屋敷寸前!!介護保険の範囲内で掃除の支援はできるのか?について書いていきたいと思います。

介護太郎
介護太郎

ゴミ屋敷寸前だから、大掃除が必要では?
それなら、介護保険では対応できないのではないかな?

介護花子
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数回くらいなら、通常の掃除の範囲を超えても大丈夫じゃないの?

走る介護福祉士
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そのような疑問にお答えします!!



走る介護福祉士
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Q&A

Q:男性で独居の片麻痺の利用者で、奥様が亡くなられてから、あまり掃除をしておらず、足の踏み場がないほどにゴミが散乱しています。
近所からの支援も受けられそうにありません。
介護保険で対応できる通常の範囲内の掃除で、対応できるのでしょうか?

A:数回は片づけるものが多くても、その後、介護保険で対応できる通常の掃除で現状を維持できるなら、対応可能となります。

解説

ゴミ屋敷寸前の掃除に関しては、介護保険で対応できる通常の掃除の範囲を超えるようであるならば、ケアマネージャーや地域包括支援センターに相談しましょう。
自費サービスでの対応なら可能でしょう。
初回から、数回は片づけが多めの支援でも、その後、通常の掃除支援で現状を維持できるのであれば、介護保険での対応は可能と判断できます。

まとめ

高齢の男性は、昔から家事をしてこなかったことが多く(昔の世の中の風潮)、奥様が亡くなられてから、仕方なく家事をされている方が多いようです。
それなりにしっかり家事をしていても、介護サービスを利用するようになると、家事もままならなくなり、今回のように足の踏み場もないほどに、ゴミが散乱してしまう方もいます。

昔からの生活習慣を変えるのは難しく、男性の利用者の場合は、そもそも家事をしてこなかった方がほとんどで、自立支援の共に行う家事支援のサービスを提案したとしても、一緒にやってくれるケースは少ないのが現状で、ヘルパー単独での家事支援が多くなってしまいます。
女性の利用者であれば、自立支援の共に行う家事支援をしてくれる方は、男性に比べれば多いかと思います。

参考になれば幸いです。



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