今回は、掃除機がない家のカーペットの掃除には何を使う??について書いていきたいと思います。
何を使うのかな??
掃除用具がない家もあるよね・・・
そのような疑問にお答えします!!
参考書籍
・へるぱる 2020年 5・6月 (別冊家庭画報) [ 世界文化社 ]
訪問介護のヘルパーなら最低限押さえておきたい必読書3冊!!
①のほほん解剖生理学 [ 玉先生 ]
・体の仕組みについて、漫画で分かりやすい!!
②介護で使える!「医行為でない行為」がすぐできるイラスト学習帳 [ 服部万里子 ]
・イラストで解説されており、医行為でない行為が判別できるようになる!!
③ユマニチュード入門 [ 本田美和子 ]
・認知症の方を含めた介護の基本中の基本が学べる!!
Q&A
Q:生活保護を受給している利用者で、掃除機や粘着クリーナーもありません。
カーペットの掃除は、ガムテープを使用して欲しいとの依頼がありました。
ガムテープで掃除しても良いですか?
A: ガムテープで掃除しても大丈夫です。
ただし、ガムテープで掃除をすることで、算定時間が長くなってしまうことは認められません。
【解説】
通常の掃除の支援の時間内での対応であれば、ガムテープでカーペットの掃除をすることは何の問題もありません。
ただし、大きいカーペットで、掃除にかなりの時間がかかるのであれば、不適切と判断されます。
ガムテープでの掃除支援は、一時的な手段として対応すべきで、生活保護を受給している利用者ですが、掃除機の購入をするよう助言しましょう。
必要であれば、市区町村の生活保護の担当課に相談するのが良いでしょう。
まとめ
訪問介護では、訪問する家の経済力によって、使用できる物品の豊富さが全然違います。
例えば、排泄介助に使用できるパットの種類や掃除道具など、裕福な家庭ほど、物品が豊富です(物品があまりに豊富過ぎて、これ何に使うの??と思ってしまうものがあることもあります)。
一方、生活保護を受給されている方は、経済的に、食べるのに精いっぱいで、必要な物品の購入が難しいのが現状です。
サービスを提供するのに最低限の物品がない場合は、サービス提供責任者に報告し、利用者に連絡してもらいましょう。
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