今回は、科学的根拠に基づいた、誰でもできる効率的な勉強法について書いていきたいと思います。
はじめに
皆さんは、勉強法について勉強しようと考えたことはありますか??
資格取得を目指そうとする際や新しい分野に挑戦する際に、知識を学んだり、覚えるために勉強するのは当たり前だと思います。
しかし、あなた行っている勉強方法は、果たして正しいでしょうか?
小さい頃に学校の先生に教えてもらった勉強法を、大人になった今でも継続していないでしょうか?
働きながら勉強して資格を取得するのに、一番難しいのは、勉強時間を確保することだと思います。
介護支援専門員や社会福祉士など、合格率の低い試験に合格するにはいかに効率よく勉強するかが大事になります。
私は介護支援専門員の資格を取得する時に、効率良く勉強することについて全く考えておらず、ただがむしゃらに時間をかけて、小さい頃に先生に教えてもらった勉強方法で勉強していました。
決して効率よい勉強の仕方ではなかったと思います。
これから紹介する本を読んでいれば、もっとも少ない時間で、効率よく資格を取得できたのに!!
と後悔させてくれるような良い本を紹介します。
メンタリストDaiGoさんの「超効率勉強法」です。
科学的根拠をもとに、最短の時間で最大の成果を手に入れる勉強法を紹介しています。
第1章
科学的に効率が悪い7つの勉強法(学校で先生に教えてもらった勉強方法がいかに効率が悪い勉強方法か)について解説し、
非効率勉強法7 忘れる前に学習する
いまだに多くの人が勘違いしているのが、復習のタイミングです。
子供の頃、教師から「今日やったことは忘れないうちに復習するように」と指導されたことはないでしょうか?正論のように聞こえてしまうかもしれませんが、これまた科学的にはすでに否定されたアドバイスです。
(中略)
「忘れないうちに復習する」というアドバイスは完全に間違いで、本当は「忘れたころに復習する」が正解だったのです。
本文から引用
思い出す作業が脳に刺激を与え、記憶の定着に結び付く
と結論づけています。
第2章
受動的な勉強法(授業を聞きながらノートをとる)でなく、
能動的に頭を使いながら学ぶこと(アクティブラーニング)が大事だと述べています。
その中でも、
●2大アクティブラーニング法●
①想起(思い出すこと)のテクニック3つ
②再言語化(自分の言葉におきかえる)のテクニック3つ
について解説しています。
第3章
勉強前の7つのテクニックについて、
準備テク4 音楽を正しく使う
BGMは脳の負担が大きすぎる
この現象は、専門的には「無関連音効果」と呼ばれます。
目の前の作業とは関連のない音が耳に入ると、あなた脳はついそちらのほうへ引き寄せられ、メロディやリズムのパターンを理解しようとがんばり始めます。このとき脳は2つの情報を同時に処理しなければならず、負担が増えすぎたせいで学習能率が下がってしまうわけです。
本文から引用
そこから学習効率を上げる音楽の使い方について述べています。
第4章
記憶の残り方が変わる、勉強後の5つのテクニックについて述べ、
第5章
上級者向けの勉強の効果をさらに高める7つ学習習慣について、
第6章
地頭を良くする科学的トレーニング、運動やテレビゲーム、楽器について述べて終わりとしています。
ウォーキングするだけで、脳が活性化されるとのことです!!(ただし、条件がありますが・・・)
最後に
読み進めていけばいくほど、この本に出会うのがもう少し早ければという思いが強くなっていきました。目から鱗の連続・・・
新年になり目標を立てる方がたくさんいるかと思いますが、その目標達成の一助になるような本です。
最後に本を閉じたとき、絶対に人に勧めたいと思いました!!
気になる方は、読んでみて下さい。
参考になれば幸いです。
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