今回は、ヘルパーができる医行為でない行為⑪自己導尿の補助について書いていきたいと思います。
自己導尿ってどんなことをするの?
ヘルパーは自己導尿することはできるのかしら?
そのような疑問にお答えします!!
訪問介護のヘルパーなら最低限押さえておきたい必読書4冊!!
①のほほん解剖生理学 [ 玉先生 ]
・体の仕組みについて、漫画で分かりやすい!!
②介護で使える!「医行為でない行為」がすぐできるイラスト学習帳 [ 服部万里子 ]
・イラストで解説されており、医行為でない行為が判別できるようになる!!
③ユマニチュード入門 [ 本田美和子 ]
・認知症の方を含めた介護の基本中の基本が学べる!!
④認知症世界の歩き方 [ 筧 裕介 ]
・認知症の方の世界の見え方を理解し、現場で生かせること間違いない良書!!
準備
□カテーテル
□消毒液
□尿を受ける容器
□排尿記録
必要時:潤滑油・鏡・使い捨て手袋・照明・軽量カップ等
手順
①利用者に聞きながら、使いやすい位置に物品を準備する。
②必要時、挿入部分が見やすいように、照明を照らす。
③カテーテルが挿入しやすい姿勢を取れるように介助する。
④リラックスして実施できるように、プライバシーに配慮する。
⑤カテーテル先端部分の清潔が保てるよう、希望に合わせてカテーテルの固定を介助する。
⑥転倒しないように支える。
⑦尿の性状、量を確認する。
【片付け】※カテーテルを再利用する場合
①カテーテルの先端が洗面台につかないようにし、流水で十分に洗浄する。
②洗浄後、水分を切り、消毒液の入った容器に保管する。
③カテーテルの亀裂や閉塞の有無確認。
④必要時、1日1回保管容器の消毒液の交換をする。
豆知識
□カテーテルが挿入できない場合は、無理をせず医療者に報告する。
□尿の濁り、出血、発熱、痛みがある場合は、医療者へ報告する。
□視力低下や手先の細かな動作ができにくくなっている場合は、家族に情報を確認し、医療者へ相談する。
□感染予防への配慮は必須
◎物品を清潔に保管
◎清潔な実施手技
◎陰部の清潔保持
◎利用者の生活に合わせ十分な水分摂取
参考になれば幸いです。
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