今回は、ストレスが溜まりやすい介護職のあなたに贈る!!効果的なストレス解消法!!について書いていきたいと思います。
はじめに
社会で仕事をしていると、たくさんの人と関わり合いを持たないと、仕事をしていくことができません。
かつて、ベストセラーになった「嫌われる勇気」で、アドラー博士は、「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」と言っています。
介護職は、職場での人間関係、利用者との人間関係で悩みはつきないと思います。
人と人ですので、合う合わない、好き嫌いがあるのはしょうがないことです。
本来であれば、合わない人、嫌いな人と付き合わないようにするのが、1番良い方法だと思いますが、そういうわけにはいきません。
そこで、受けたストレスを解消する方法について、参考になる書籍をご紹介します。
「超ストレス解消法」です。
メンタリストDaiGoさんの論文研究のリサーチを担当している鈴木祐さんが書かれた本です。
ハーバードやスタンフォードといった一流の研究機関が効果を実証したエビデンスのしっかりしたストレス解消法が100個掲載されています。
科学的なエビデンスがしっかりしており、効果も実証されていて、且つ、ストレス解消法が100個あり、手軽に取り組めるものばかりです。
序章~最終章
〇序章〇
ストレス対策は、質より量が大事であると述べ、ストレスにも、ショートストレス、ループストレス、ロングストレスがあり、このロングストレスがもっとも人生へのダメージが大きく、慢性的なストレスに心が慣れてしまうと示した後、
〇第1章〇
自分のストレスに気づく事、ストレスの度合いを把握することが大事
〇第2章〇
ストレスの3つの根本原因
1:思考のアンバランス
2:栄養のアンバランス
3:需要のアンバランスを押さえて、
それの具体的な解決方法について
〇第3章〇
即効性のあるストレス解消法
1:呼吸トレーニング
2:エクササイズ
3:バイオフィリア(自然とのふれあい)について
〇第4章〇
超時短でできるメンタルテクニックについて
〇最終章〇
今まで紹介した100個のストレス解消のテクニックを実生活に生かしていくための、ロードマップについて
述べています。
各章、それぞれ具体的なストレス解消解消法が提示されており、すぐに実行できるものばかりです。
具体的なストレス解消法
◎例えば、発酵食品を食べることが、メンタル改善につながる。
納豆、キムチ、ヨーグルトなどをとることで、腸内環境を良くして、脳の健康に良い影響を与える。
◎20分のウォーキングすることで、脳の機能を高める物質が分泌される。
◎暮らしの中に自然をとりこむために、観葉植物を取り入れることで、ストレスが低減できる。
ハートフォードシャー大学のリチャード・ワイズマン教授は、観葉植物について次のようにコメントしています。
「過去のデータでは、周囲に自然が多い病院に入った患者は、病気の治りが早い傾向が見られた。さらに監獄を舞台にした実験では、窓から緑が見える部屋で暮らす受刑者の方が、病気にかかりにくいとのデータも出ている」
上記本文より引用
◎深呼吸をすることで、人間のストレスシステムに直に介入できる。
一般的に人間の体は、不安やイライラを感じると心拍数が上がって全身が緊張し、脳に酸素を送るために息が荒くなります。(中略)わざと呼吸を遅くすると、私たちの脳はセキュリティシステムを解除し、同時に心拍数が下がって体の緊張も緩んでいきます。
上記本文より引用
また、定番のアロマテラピーも癒し効果があることが実証されています。
最後に
ストレスフルな現代社会で、生活していくには、いかに受けたストレスをうまく解消していくことが大事だと思います。
受けたストレスを悪化させないことで、ストレスは無くなっていきます。
介護現場では、人と人とのつながりが濃い分、ストレスに感じることも多い状況だと思います。
うまく、ストレスと付き合い、解消していきましょう!!
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