今回は、海外から取り寄せた白トリュフとA5ランクの松坂牛を使用した調理を、ヘルパーすることはできるのか?について書いていきたいと思います。
高級食材を使用した調理は、失敗が許されない感じがして、緊張する・・・
そもそも高級食材を使用した調理をすることができるのかしら??
そのような疑問にお答えします!!
Q&A
Q:白トリュフやA5ランクの松坂牛などの高級食材を使用した調理は、介護保険の生活援助で対応できるのか?
A:食材が高級がどうかは関係がなく、調理方法が一般的なものであれば、対応は可能です。
解説
介護保険で制限していることは、 食材というよりは、調理方法であり、 「特段の手間をかけて行う調理」についてです。
調理方法に手間や時間がかかる場合は、相応しくありませんが、自費であれば対応可能です。
一般的な煮物や炒めものなどの材料として、高級食材やなじみのないものを使用することは介護保険では制限していません。
調理内容については、日本人が一般的に食べている物が、介護保険の生活援助で対応できます。
調理方法に制限があるのなら、煮物を作るときの面取りや手間のかかる下ごしらえなどはしてもいいのかしら?
結構、大変なんだけど・・・
時間的に問題がないなら、対応しても良いですが、同じものを簡単に作る方法が他にあるのなら、その方法で対応しましょう!!
ヘルパーとして優先すべきは、見た目よりも栄養のバランスです。
まとめ
介護保険の調理支援で対応が可能なのは、一般的な日本人が食べている食事で、特段の手間がかからない基本的な調理に限ります。
調理は見た目も大事ですが、栄養のバランスの方が大事です。
さらに大事なのは、決まられた内容の支援をするだけでなく、利用者の状態変化に気づくことです。
生活援助でケアに入っていると利用者と会話したり、表情を見る機会があまりなく、利用者の変化に気づく機会が少なくなります。
その中でいかに会話をし、状態変化に気づくことができるかが、ヘルパーとしての腕の見せ所です。
参考になれば、幸いです。
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